景気敏感株part2+α☆
先日の記事の中で、景気の良し悪しが測れる銘柄群として、工作機械の銘柄を例に取り説明しましたが覚えていらっしゃいますでしょうか。株は先行投資ですから、直近の09年3月期予想、10年3月期予想など将来を予測して動きます。前日は不景気の株高と表してテクニカル面を中心に書きました。今回はファンダ面です。01年3月から08年3月期までの過去8年間に遡った6141大1森精機製作所の(上から)売上高、経常益、税引益と来年度からの予想数値です。景気を先読みするセクターだけあり、棒グラフだけ見ましても売上高、経常利益、税引益の推移は顕著にわかるわけです。

↑01年からの業績と10年までの未来予想
売上高 経常益 税引益
01年3月期 +22.6 ・・・ ・・・
02年3月期 -19.8 ・・・ ・・・
03年3月期 -8.3 ・・・ ・・・
04年3月期 +37.1 ・・・ ・・・
05年3月期 +39.5 +468 ・・・
06年3月期 +19.0 +51.4 +47.1
07年3月期 +18.5 +55.4 +17.3
08年3月期 +17.4 +16.0 -1.4
09年3月期予想 -15.9 -84.3 -84.4
10年3月期予想 -11.8 -4.4 -4.0
と景気を察知する敏感株のファンダメンタルでした。最近は、日本の強みである輸出業の低迷が目立ちます。先行きが暗いニュースですが,どれだけの影響を受けているのでしょうか。昨年一年間で見ますと、日本の貿易収支は8000億強の黒字でした。しかし、今年現在時点では日本の強みである貿易黒字が減少→赤字に転じているそうです。2009年1月の貿易赤字9526億円輸出45.7%減と発表されたそうです。昨年一年間の黒字をたった一か月で帳消しにしました。CFDステーションでランケンさんの投稿記事がありますが、バルチック海運指数というのがあります。世界の景況感を先行してダイレクトに察知する指標なので長期的なチャートが今現在どのような状況なのかを把握しておく必要があります。一頃日本は貿易輸送船が足りない、船員が足りないなど船の需要が急激に上むいたのは円安効果と新興国の急成長という同時進行があったのも事実でした。中国やインドが日本の貿易相手国トップに躍り出たのもこうした背景があったからですが、御蔭で日本の海運株の業績も上方修正で絶好調でした。しかし、中国やインドで作ったもの(完成品)がアメリカに輸送されるルートを作り上げていたようです。結局はアメリカが消費を減らせば、日本の製造業界にヒビが入る。懸念材料はこの辺でした。ですからアメリカへの輸入減で陥った企業業績の悪化というものはどれ程のものかが数字を見ても明らかです。現在の海運指標を見る限り日本の海運株にはそれ程資金が入ってきていません。この数ヶ月間の円高が手伝ってか、以前のような海運人気は影を潜めているようです。これがGDP年率換算-12.7%とともに直近の円安加速要因だそうです。 日本の場合は金融収支が数兆円規模にまで膨れ上がっていますので、相殺は出来そうですが。
昨日田舎の親から電話が入りましたが、やはり不景気の煽りを身近に感じているのは地方経済のようです。家の田舎はものずくり産業で成り立っている地方経済です。生産物の大半は海外輸出しています。仕事の内容はともかく、仕事があるということ、仕事が忙しいということに感謝しなければいけない時代になりました。高校生になるようなお子さんを抱えた両親の会社が倒産、もしくはご本人が解雇になるなどで明日からの生活が覚束なくなっているようです。「貧乏子沢山で困った><;」なんていう話もよく聞きますがあながち嘘でもないような気がします。子供さんが義務教育のうちはまだ国からの援助があるので何とか暮して行けそうですが、高校、大学への進学というのは相当な学費がかかってくるわけですよね?親になったことがないのでわかりませんが。こうしたときに多額の負債を背負っている世帯は収入が途絶えると大変でしょう。今年一杯はそんな国民の弱みに付け込むようなニュースが後を絶たないでしょう。溢れるほどの日本のモノやサービスが使用、消費されずに不良在庫となり停滞している今、過剰生産はストップせざるをえず、いかにコストを抑えた経営をするかが課題でしょう。基本給でも貯蓄が出来るような生活をするべきです。そうでないと、民間部門は投資活動すら無理です。しかし一方で富豪家は、遊んで暮しています。無理に労働する必要がないだけの資本力があるのでしょう。この格差是正に取り組むような政策を打ち出して欲しいものです。現内閣の首相のように、支持率が大きく低下している=大多数の国民からの不支持は問題です。政権運営も覚束なくなってることから、この首相の下で解散総選挙をして勝てるかどうかがネックでしょう。
2008年は、年間上場企業倒産件数が過去最多(33件)となった年でした。特に不動産業の倒産が目立ちます。2009年は、すでに10件の上場企業倒産があり、先行き不透明な状況が続きそうです。こんな状況下、経営に与信管理は欠かせません。
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毎日世界の経済指標が発表され記録していますが、正直これらニュースに一喜一憂していたら株式投資は出来ませんがチラ見程度でも見ておく必要がありそうです。最近のニュースは好材料が少ないので、見たくもないでしょうが。相場は情報やニュースで変動するのは一時的で、需給7割の世界ですが世界の流れのスピードは全くもって速いです。後からのこじ付けのパターンが多いです。きっちゃんは脳味噌が短絡的に出来ていますので、難解なニュースを毎日聞くのには抵抗があります。




















